一、製品紹介:
「水質化学酸素消費量の測定重クロム酸カリウム法」(GB 11914-89)は、塩素イオン含有濃度が1000 mg/L(希釈後)を超える塩水には適用されないと規定している。塩素イオン含有量が1000 mg/Lを超える場合、CODの最低許容限界値は250 mg/Lであり、それ以下の精度は信頼できない。そのため、GB 11914-89は高塩素イオン廃水には適さない。当社は新業界標準HJ/T 70-2001の指導に基づいてユーザーの実際の需要と結びつけてTC-100 F型高塩素COD解消器を設計し、本装置は高塩素イオン含有量のCOD測定への干渉を除去し、塩素イオン含有量が20000mg/Lの高塩素廃水中の化学的酸素要求量(COD)の測定標準計器、油田、沿海製油所、油庫、塩基工場などの廃水中のCODの測定に適用する。
二、主な特徴:
1、行標HJ/T 70-2001の要求に基づき、全行程の窒素ガス流通を解消し、技術要求に符合する
2、4つの流量計(高配合)を備え、各サンプルに対して単独で窒素ガス流速を制御でき、窒素ガスを節約し、実験精度を高めることができる
3、黒鉛板加熱を用いて、同時に4個のサンプル及び1個の比較サンプルの分解実験を行うことができる
4、大出力ファンを内蔵し、水冷却の代わりに空冷技術を利用し、ガラスバリ凝縮還流管冷却と結合し、有効に節水省エネ
5、特製三角フラスコを用いて分解し、分解が終わった後に直接滴定でき、実験者の操作に便利である
三、技術指標:
1、耐塩素干渉:1000~2000 mg/L(HJ/T 132-2003実験より高い)
2、検出限界:30 mg/L
3、窒素ガス流速:5~60 mL/min
4、測定範囲:≤1000 mg/L(希釈より大きい)
5、消解時間:2 h(調時幅10 min)
6、消解容積:250 mL
7、測定誤差:≤500 mg/L、相対標準偏差は5.0%以下、≤1000mg/L,相対標準偏差は8.0%以下
8、作業環境:(5 ~ 40)℃;相対湿度<85%(結露なし)、
9、加熱電力:1400 W(220 V、50 HZ)
四、製品配置
1、本体(4流量計)1台
2、三角フラスコ(250 mL)6個
3、凝縮還流管6本
4、フラスコクリップ5個
5、研削口のガス導管曲げ管4本
6、導管4本
7、シリカゲルホース4本
8、電源コード1本
9、明細書1部
10、合格証1通
11、保証カード1部